第7回:コンセプト評価
こんにちはTAの岩井です。今回で7回目の授業となり、折り返しとなりました。
みなさん頑張っているのでこのまま最後まで頑張っていきましょう。
あと先生方と話していたのですが、この人数での講義は世界最大のUX講義かも....
今回の授業内容は以下の内容となっています。
【授業内容】
①前回の発表に対するコメントの確認&発表資料の見直し
②コンセプト評価についての説明
③ストーリーボーディングの実施
①前回の発表に対するコメントの確認&発表資料の見直し(作業)
前回の先生からのコメントを確認し、提案資料の問題点が何かを相互に確認する。
UXDアイデア整理シートを使ってこれまで実施したことを改めて整理する。
コンセプトを考えるにあたって
簡単・便利なだけの価値ではダメ。
「簡単だから〇〇がさらにできるようになった」という価値を考える。
UXDアイデア整理シートでは
心の声をしっかりと考えてそれを満たせるような価値を考える。
人間中心設計の考え方で1つ前の段階に戻って考える。
例:現段階でどうすれば良いのかわからなくなった場合は、調査を再度やってみる。
②コンセプト評価についての説明(講義)
ストーリーボードを使用したコンセプトテストのやり方について学ぶ。
期待とか意欲をシナリオ(ストーリーボード)の中に表現されなくてはいけない。
ストーリーボードでは理解したら次の意欲が湧くようになっていなくてはいけない。
1回使ったらおしまいではなく、使い続けるようにするアイデアを考える。
評価する際に1回使ったらおしまいのサービスアイデアになっていないかを考えながら評価する。
コンセプトテストでは、点数をつけてもらい、なぜその点数をつけたかインタビューをする。
ストーリーボーディングによるコンセプト評価のポイント
評価する人は
・評価する際に1回の使用に留まらず、繰り返し使えるかを考えながら評価する。
・評価する人はシナリオを読んで思ったこと(疑問点やツッコミ)を口にだす。
・より魅力的にするにはどうするかをアドバイスする。
評価される人は
・言われたことについて記録を残す(ポストイットやメモ)
・評価者がコンセプト評価シートを取っている時になんでその点数にしたのか
インタビューをする。
③ストーリーボーディングの実施(作業)
他のグループのメンバーとペアを組み、ストーリーボードを評価してもらう。
方法としては、上記に記載したポイントを参考にして実施する。
ストーリーボーディングでの意見を参考にする時は
・コメントされた意味を考えて改善点を考える
・なんでこんな点数をつけられたのかを考えて改善点を考える
今回のストーリーボーディングを用いたコンセプトテストで得られた意見は2人でしたが、
本来のコンセプトテストでは最低6人の意見が必要となります。
可能であれば、6人の意見をもらってみてください。
【次回までの課題】
課題はありませんが、次回からの授業はコンセプトまでが修正、完成していることが前提
として、授業が進行していくのでこれまで授業でやってきたことの調査〜コンセプトまでの
修正をしておいてください。よろしくお願いします。
【授業風景】
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