第6回:コンセプト発表


こんにちは、TAの岩井です。暖かくなってきたというより、初夏みたいな気温ですね。暑くなると気分が怠けがちになりますが、怠けずに頑張っていきましょう。


【授業内容】

①コンセプト発表&先生からのアドバイス

②ストーリーボードについて(講義)


①コンセプト発表&先生からのアドバイス

班毎の発表に対していただいたアドバイスを書いておくので参考にしてください。

どこを修正すべきか参考になると思います。


A-1
・9コマシナリオでモノを使っているシーンがほとんどなく、使うまでの物語が
 中心になっていてどうやって使うのかがわからない。
・説明が不足しているので、どういう風に使うのか、何が面白いのかがよくわからない。
・個人で進めていく時にどう面白くなるのかを考えてほしい。


A-2
・良くできているが提案しているものがまだ普通のため、これからアイデアを
 広げていく必要がある。


A-3
・本当にユーザーの欲求に答えられているのかがわからない。
・youtuber系で進めていくのは良いが、本当はどんなきっかけが欲しかったのか
 もう一回考えてみる必要がある。


A-4
・プライバシーの問題が出てくるが、親にも良いセービスになると思うため、
 このままやっていくとよい。


A-5
・親との関係がどうなっているのかを明らかにしていく必要がある。
・NHKの道徳の番組と雰囲気が似ているため、それを取り入れてみるのもよい。


B-1

・ちゃんとやってるが、シナリオに中身がない。
・どんなことに興味があるのか?どんな情報が出てくるのか?などの内容のところまで
 シナリオやペルソナに書くことで実際どんな風になっていくのかがわかってくるので
 考えて書いておく。

B-2

・具体的に音声で学ぶというのがどういうことなのか考えていく必要がある。
・完全に音声のみでいけるのか?必要な箇所は視覚的に確認できるなどの組み合わせを
 考えることによって、具体性が増していく。
・デバイスの形状や寸法などを考える


B-3
・お酒をテーマとして始めているため、お酒だけの調査になっている。
・お酒が目的ではない
・それぞれの人がどんな価値観(お酒ではない)を持っているかを調査する。

・お酒とは関係なしにこんなこと(趣味)が好きな人がお酒を飲むことがあるみたいなの
 を調査することによって、新しい提案に繋がっていくと思う。


B-4
・お酒の話になっている。
・毎日使うサービスになるのか?
・お酒はシーンが大事でそれにお酒が伴っていることが多い。
・外でお酒を飲む時にはお酒より奥さんとの関係の方が重要になってくるのではないか?
・本当の欲求が足りていない感じがする。
・お酒のシーンや関係性を考えさせたりするようにする。


B-5

・ペルソナやシナリオで足りない部分がある。
 この人が何を大切にしているかがわからない。家族?お金?趣味?
 それによって価値観が変わるため、この人が大事にしていることがあると、
 それに向けてどのように学んでいくかが見えてくる。
・何の資格の勉強なのかを明確にする。明確にしてシナリオに書いておく。
・どんな風に資格が取れたら嬉しいのかを考える。


B-6

・分析がされてない。だから、ユーザーの体験ではなく機能の紹介になってしまっている。
・しかも、”学び”からずれてしまっていて”ぐるなび”みたいなものになってしまっている。
 - それはなぜかというと、”ユーザーの本質が分析できていない”から。
 - 何故出来ていないかというと、インタビューがきちんとできていないのではないか。
・その人の価値観に基づいて考えることが大事。
・最初のテーマ設定とかよかったのに何をっていうところが価値観から
 外れていってしまっている。
・ペルソナに調査を考慮した部分(赤字)がなく妄想になってしまっている。
・このままではUXではなく妄想デザインになってしまうのでもう一回ユーザー
 に戻って検討したほうがいい。


B-7
・午前中お酒のアドバイスを聞いて思うことがあると思うが
 きちんとできてはいるが、コーヒーにしか焦点が当たってない
・この人は本当は何がしたいのか?
・もう一度考え直してみたほうがいい


C-1

・せっかく調査したのに調査結果が資料に反映されていない。
 (何%とか言葉でなくグラフとかを使おう)
・体験の最後の説明である9コマシナリオがシナリオになっておらず、
 説明の羅列になってしまっている。

・シーンが何も明記されていない。
・機能しか言っていない。


C-2
・足りない部分、アイデアを広げるときもそうだが
 その人が一番大事にしていることとはなんなのか。
・何をその人の価値として大切にしていくのか。
・就職ではなくこの人は何がしたいのかをもう少し深く
・今のままでは大学のシステム作りになりそう。


C-3
・ちょっとよくわからない。
・学びをサポートするシステムなのにどこが学びをサポートするのかがわからない。
・調査と後半部分が全く違う話になっている。通貨の話がどこから出てきた?
・まとめて整理したいということはわからなくもないが・・・。
・自分のアイデアがあると思うがまずはお題に答えるように内容を見直してみよう。


C-4
・失敗したと思うのが自分のテーマを絞りすぎている
・今の状態で進めると厳しいからもう一度価値観などを調査しなおしてみるとか
・大学生ならではの学びのサポートとは何なのか?もう一度調査してみよう。


C-5
・悪くないがもう実在してるよね・・・。
・そこまで考えるのが普通で、その人がどううれしいかなどといった要素を入れられれば。
・アレンジというより本質を見抜くことが大切。

・調査を普通の方に落としていってはダメ。大事な発見があったらそっちに目を向ける。


C-6

・提案しているものは今でもありそうな感じがするため、もう一度その人にふさわしい

 アイデアを考える。

・考える際に絞って考える。分野を決めて考える。ペルソナの価値として考える。

・絞ることによって新しいサービスの提案に繋がる。


C-7
・大学は4月から始まるがどういうタイミングで使うのか?
・SNS的な繋がりだけで演出できるのか?
・SNSネタ以外で知り合える、学内だからこそのアイデアはないか?
・そのままでもいいが少し考えてみては?


C-8
・調査のインタビューのところがやり方を間違えている
・自分が思っていることを恣意的に質問してしまっているのが問題
・もう少しフォーカス的に質問してみることが重要。その後に細かい質問を行う。
・アイデアも絞り込んであるが、もう少し勉強だけでなく他のことに目を向ける。
・サービス以外に何が出来るか。


C-9
・上位下位関係分析のやり方が間違っている
・ただアドバイスをまとめたものになってしまっている
・その人によっての体験を聞かないといけない。本当に困ったことは何?

・どうやればいいですか?と聞いているだけ。それはただのアドバイス。
・それでサービスを開発してもそれはただのまとめサイトのようになってしまう。
・もう一回苦労したことをインタビューしなおしてみては?


C-10
・分析が少し浅い
・いい成績とりたいとあったが何故いい成績をとりたいのか?
・ToDoリストのアプリは数多くあるが何が違うのか?


C-11
・ちょっとよくわからない
・去年の資料をまとめて作っているのでは?
・去年のやり方とは違うので気を付けてほしい。
・この講義は今年の授業のやり方で行っているので今年の講義のやり方で行ってほしい。
 そうではないとコメントがしにくい。


全体の評価

・去年の発表資料を参考にしている班が多く、授業を聞いていないため、授業をしっかり
 受けるように。今年は今年の講義なので講義内で行っていることを中心に考えてほしい。

・SNSがどうつながっていくのか。

・学びは継続して関わっていくことをどうデザインしていくか。

・ユーザーの価値観とは?


・調査結果が非常に重要
 調査方法分析が悪かったところはやり直そう。後のためになる。今ならまだ間に合う。


②ストーリーボードについて(講義)

シナリオを基にストーリーを視覚的に表現する。

10枚〜20枚くらいでストーリーを作成する。

作成のポイントとしては
シナリオ、背景、登場人物、登場人物の声や心の声を入れてストーリーボードを作成する。



【来週までの課題】

ストーリーボードを作成して、持ってくる。

9コマシナリオの体験シーンの部分をA4用紙縦使いで10枚ほど作成する。

以下の写真のように作成してきてください。



【授業風景】

情報デザイン演習2019

千葉工業大学 先進工学部 知能メディア工学科

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